失敗して分かった!書き込みのできる譜面ファイルおすすめ厳選2つ

譜面ファイル

ビニールで楽譜の全面を覆うクリアポケットのファイルよりも、取り出さなくても書き込みができるタイプのファイルが多く販売されています。練習時に指示されたことを書き込んだり、また本番でも舞台の強い照明をビニールが反射せずに楽譜が見やすいです。

一口に「書き込みのできる譜面ファイル」といっても、種類はたくさん。何を選べばいいの!?と困っている方の参考になるよう、買って良かった、買ってこれはオススメできない等の経験からおすすめを2つに絞りましたのでご紹介します。ご紹介する2つは今も使い続けている譜面ファイルです。

2つだけではなく、もっと多くの種類を知りたい人は下記もご参考に。

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トモエコーポレーション everwin Band File 50maxbinder

まずオススメするのが、トモエコーポレーションの譜面ファイル、バンドファイル A4サイズ MAX50/30 30ポケット ブラックです。

オススメポイントは

  • ページの追加が自由である
  • 最大50ポケット(100ページ)まで収納可能(※ただし……後述します)
  • シンプルな外観

です。

ページの追加が自由・50ポケットまで可能

書き込み可能な譜面ファイル(バンドファイル)は、リング式のものが多いです。リング式ではページの追加ができないので、曲数が多い舞台だとページが足りないこともでてきます。(特にクラリネットは譜面枚数が多くなりがちなもので)

その点、トモエコーポレーションのeverwin Band Fileはバインダー型でルーズリーフのようにページが追加でき、追加用のリフィルも販売されています。

ただし、商品説明には50ポケットまで追加可能とありますが、私の場合は37ポケット(A4楽譜が37ポケット×2枚=74枚収納)までで止めています。

かなり頑張れば50ポケットも入りそうですが、37ポケットの時点でリングがきつくなっています。あまりポケットを追加しすぎると、めくりにくくなるので、必要な分だけのポケットを追加するのが良いです。というか、めったに50ポケットが必要な演奏会は無いと思います。

シンプルな外観

譜面ファイルは可愛らしいイラストの入ったものもありますが、シンプルなものが使い勝手良いです。好みの問題ですが。

価格・サイズ

2021年6月時点のAmazon価格2,310円です。サイズはA4サイズです。

なお、今回ご紹介しているもの(私が現在使用しているもの)は品番がMAX50/30で、この30というのは30枚のポケットが最初から入っています。

同じトモエコーポレーションのバインダー型ファイルで品番がMAX50/20のものは、1,870円ですが、これは最初から入っているポケットが20枚ということです。

FREE×FILE Super Note

2つ目のオススメするのが、FREE×FILE SuperNote NK-0018B ブラック 譜面ファイル 20ポケット/40ページ (フリーファイルスーパーノート NK0018B)です。

書き込みのできるタイプで一番最初に買ったのがこれでした。現在メインで使用しているファイルはオススメ1つ目の方ですが、このFREE×FILEもサブとして使用中です。

オススメポイントは

  • ツインリング式なので180度開き、めくりやすい
  • バインダー式に比べるとリングが壊れにくい

です。

180度開き、めくりやすい

譜面台に乗せたときに180度ぱかっと開かないと、不便で仕方ないです。ツインリング式のこの譜面ファイル180度どころか360度くるっと開くことも可能です(360度開く必要なないのですが)。

前述の追加ページができるバインダー型も180度開きますが、ページを追加しすぎると開きにくいです。

このFREE×FILEのようなツインリング式はページ追加ができない反面、めくりやすいです。

リングが壊れにくい

ページ追加のできるバインダー型というのは、どうしても構造上、リング部分にトラブルが起きやすいです。リングを開けたり閉じたりするので。

しかしFREE×FILEのようなツインリング式は開けたり閉じたりがないので壊れにくいです。

ただ、オススメ1つ目のファイルを3年以上使用していますが、特に壊れたりはないです。比較すると……というお話です。

価格・サイズ

2021年6月時点Amazonの価格は1,540円です。サイズはA4です。

まとめ

ご紹介したどちらの譜面ファイルも使いやすいですが、楽譜を何枚入れたいかが決め手となります。

この2つ以外の譜面ファイルも試しましたが、この2つ(トモエコーポレーションeverwin BandFileがメインで、FREE×FILE SuperNoteがサブ)に落ち着いています。

ページ追加のできないFREE×FILEを最初に使っていましたが、曲数が多い演奏会のときにページが足りなくなったのでページ追加できるタイプを買いました。

ページ追加ができるファイルなら何でもいいやと思って適当に買いましたが何度か失敗をし、現在はご紹介したトモエコーポレーションeverwin BandFileをメインに使い、FREE×FILE SuperNoteはサブとして曲数の少ない演奏会で使用しています。

こんな記事も書きました。

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ご参考ください。