吹奏楽やアンサンブル、発表会など知り合いが出演する演奏会を聴きにいくとき、差し入れを持っていくときがあります。
どういうものが好まれるか、どのタイミングで渡すか、私の経験からまとめてみます。知り合いが演奏会に出るから差し入れを持っていこうと思うが、どんなものが良いか悩んでいる人はご参考に!
(2021年5月追記 コロナ禍において、演奏会での差し入れを遠慮してくださいという楽団もありますのでご注意ください)
何を差し入れる?
花束→✖
演奏会でのプレゼントといえば花束が思い浮かびますが、かさばって持ち帰りにくいので避ける方が良いでしょう。楽器という荷物があるので花束を持ち帰るのは中々大変です。ただし、花束が喜ばれる場面もあります。後述します。
個別包装の焼き菓子→〇
無難に喜ばれるのは、なんといっても個別包装されたお菓子です。
日持ちするものが良いでしょう。チョコレートものは、溶けることも心配なので私は避けています。相手との関係性によりますが、無難なのは百貨店のギフト用の菓子類コーナーにあるようなお菓子が特別感もあって良いです。
包装ですが、ラッピングが嵩張らないものの方が喜ばれます。缶は、私は正直やめてほしい。紙箱や袋が有難いです。差し入れをすぐに食べることもあり(演奏後へとへとで糖分が欲しい)、紙箱や袋だと処分に困らないので助かります。
楽器のパート単位(クラリネットパートなら8人前後など)で大人数に渡すときは、美味しくて値段も手ごろなモロゾフにお世話になっています。1,500円くらいで済むので。
個人に渡すときは、500円~1,000円くらいで買っています。あまり気を遣わせたくない場合は500円程度で箱ではなく袋に入った詰め合わせを買います。
さらに安く済ます(高すぎるものは気を遣わせるので高ければ良いという話ではないです)なら、一つ数十円の駄菓子をいくつか買って、お菓子用のラッピング袋に入れて差し入れするのも、気安い関係の相手なら良いと思います。一度そういった差し入れを友達からもらって、こういうのもいいなと思いました。
焼き菓子だけに特化したページも作りました。
飲み物→▲
吹奏楽コンクールでは飲み物の差し入れも見ますが、通常の演奏会ではあまり見ないです。すぐに飲まないと荷物になるので、あまり飲み物はメジャーな差し入れでは無いです。
いつ差し入れる?
単独演奏会
学校の吹奏楽部や市民吹奏楽団、オーケストラなどの楽団が主催する演奏会(定期演奏会など)に差し入れを持っていく場合。たいてい受付が設置されています。この受付は、ホール全体の受付ではなくて、その演奏会のための受付です。プログラム・パンフレットを配布している辺りに設置されています。
この受付に差し入れを渡すと、スムーズに演奏者に届けてくれます。メモやシールを渡されるので、そこに渡す相手の名前と自分の名前を書きます。
できれば手渡したいと思うかもしれませんが、演奏後に渡せるかどうかは分かりません。楽器やホールの片づけでその人が忙しいと会うことが難しいです。なので受付に渡すことをお勧めします。
合同演奏会
複数の吹奏楽部や楽団が合同で行う演奏会で演奏者に差し入れする場合、前述の受付で管理してくれる場合と、差し入れの受付をしない場合があります。受付にまず確認をしてみましょう。
門下生発表会
吹奏楽部や楽団などの団体ではなく、プロの演奏家に楽器を習っている場合、その習っている人たちの発表会が1年に1回等行われることがあります。そういった門下生発表会の場合は、受付で差し入れを渡すより、演奏後に舞台に近寄って直接渡すという方法があります。定期演奏会や合同演奏会では舞台上で直接渡すなんていうのはありませんが、門下生発表会だとあります。
渡す方にとっては緊張もします。演奏後に、さささっと近寄って渡すので、どのタイミングで席を立とうかとか考えたり。しかし、貰う方にとっては舞台上で貰える方が嬉しいです。鼻高々。(もちろん人によりますが)
門下生発表会もそれぞれカラーがあるので、周りの人が演奏後に舞台まで行って差し入れをしているような発表会であれば堂々と渡しにいきましょう。もしくは受付の人に「差し入れがあるのですが、どのように皆さんは渡されていますか」と聞けば教えてくれます。
そして何を渡すかで、花束は嵩張るからNGと書きましたが、この門下生発表会は別です。演奏後に舞台上で花束を貰えると嬉しいです。もちろんこれも人それぞれですが、華やかさを好むタイプの人なら花束も良いのではないでしょうか。
まとめ
色々書きましたが、結論としては差し入れ貰ったら嬉しいです。そして何より聴きに足を運んでくれるだけでとても嬉しいです。