楽団の活動は、メインは楽器演奏ですが、それを支える運営があります。
市民楽団であれば団長を中心に各種役割を団員に割り振り運営します。
楽団の運営、特に市民楽団の運営の場面で便利だと思ったWEBサービスやアプリをメリットやデメリットを含めご紹介します。
LINE
コミュニケーションアプリのLINE。スマホが普及する前は、楽団の連絡はメーリングリストを使用するのが一般的でした。しかし、今はLINEを使っている団体も増えていますね。
メリット
手軽で無料が良いところです。 月間アクティブユーザー数は8,000万人超でスマホを持っているならLINEをほぼほぼしている状況なので、楽団のグループラインに招待するだけで良いのが手軽です。 同様のコミュニケーションツールならslackやgoogleのHangouts Chatもありますが、普及率が低く敷居が高いです。 また、既読がつくところも楽団運営者にとっては全員が読んだかどうかが分かり有難い機能ではないでしょうか。
デメリット
手軽で無料なLINEですが、大事な連絡が読み飛ばされてしまうことがあります。「ノート」の機能を使うなどでカバーすることもできますが、基本的にあまりに多い団員がいる場合はLINEのみで連絡するのは向いていないと思います。10名未満のアンサンブルチームならLINEで十分ですし、30名程度の楽団でも使えると思います。けれど50名を超える楽団だと不便なところもでてきます。大所帯の楽団ならLINEだけでなくメーリングリストも使っているところがあります。 また、スマホを持っていない人への対応も考えたいところ。全員が全員、スマホを持ってLINEを使っているわけではないので、その人たちへのフォローも必要です。
調整さん
楽団の練習は「毎週土曜日の夜」など決まった曜日と時間が多いです。
しかし臨時で練習を追加したり、忘年会などのレクリエーションの日程など、団員の参加可能な日程を調整する場面があります。
そんなときの予定調整には、調整さんをお勧めします。
メリット
調整さんの良いところは、ログイン不要で参加可否を入力できるところです。
日付だけでなく時間の設定もできるのが助かります。
飲み会をメインとした日程調整なら時間は夜間に絞られているので日付だけの調整ですが、楽器練習の日程調整だと、時間の調整も必要です。
調整さんは〇日〇時~というように時間でも区切りを付けて調整できるので助かります。
デメリット
LINEを普段からコミュニケーションツールとして使っている楽団なら、LINEスケジュールが最も便利な予定調整ツールだと思います。操作も簡単です。
調整さんはLINEスケジュールに比べると操作性が悪いと感じます。もしLINEスケジュールで時間の区切りもできるようになれば調整さんは使わないと思います。
BAND
グループ情報共有専用のアプリに「BAND」があります。 BANDはグループコミュニケーションアプリです。
スピーディーな情報共有を叶える! オフィスでもスポーツチームでも大活躍 間違いなしのチーム管理のためのアプリ。
メリット
グループ(仕事のチームやスポーツチーム、趣味クラス)の運営のためのアプリなので、便利な機能を備えています。
合奏練習の際に出欠を取っている楽団も多いと思いますが、BANDは出欠管理ができます。
練習日程の共有やその出欠をパッと共有できるが良いところ。 ファイル共有、投票も便利です。
デメリット
LINEの高普及率に比べ低いので敷居が高いです。
機械の操作が不慣れなメンバーにとっては機能が多い分難しいと感じます。
ただ、BANDに限らずですが、団体運営の専用のWEBサービスやアプリが普及してほしいので、色んな団体で使ってフィードバックして、シンプルで良いサービスを生み出せればと思います。
ZoomやSkype
運営のためには役員の話し合いが必要です。
学校の部活であればほぼ毎日会うことができるので会議のために調整することは難しくないですが、市民楽団では物理的に会う機会も少なく会議が難しいです。
基本的にはLINEなどのコミュニケーションツールで会議ですが、文字だけでは効率が悪いときもあります。同じ場所に集まっての会議は難しくても、ZoomやSkypeを候補に挙げてもらえれば会議の日程調整が楽になります。
メリット
それぞれが都合の良い場所でウェブで繋いでの会議なら日程調整も楽になります。
デメリット
WEBミーティングできる環境を全員が持っている必要があります。固定回線やWifiが無いとギガのことが心配です。
まとめ
運営に携わっている方、どうぞ楽に運営できるツールを貪欲に探してみてください。いつもお疲れ様です!