楽譜を入れるファイルは、書き込みがしやすく照明の反射も無いバンドファイルを使っている人が多くなってきました。
バンドファイルと一口に言ってもバンドの位置、追加リフィルの可否、リングの数など様々。私のオススメはバンド上下タイプ、ページ数追加可能の穴数多め。
バンドファイルをこれから買おうとしている方、ご参考ください。
バンドファイルとは?
各社様々な呼び方がありますが、バンド(=帯)ファイルとここでは記載します。
バンドファイルが普及する前はクリアブックが一般的な楽譜入れだったと思います。クリアブックとは透明なポケット(袋)に上から楽譜を挿入するタイプ。
これに対してバンドファイルは楽譜をすっぽりとポケットに入れるのではなく、楽譜の一部を帯やポリプロピレン素材などの留め具で押さえて留めるものです。留め具タイプもここではバンドファイルとしておきます。
バンドの位置はどこが良い?
楽譜のどこを留めて固定するかは上下型、左右型、部分型、上下横型と様々。それぞれの製品をご紹介します。
上下型
バンドファイルの中でもポピュラーなものが上下に帯があるタイプ。
バンドファイル A4サイズ MAX50/30 30ポケット ブラック
FREE×FILE SuperNote NK-0018B ブラック 譜面ファイル 20ポケット/40ページ (フリーファイルスーパーノート NK0018B)
左右型
珍しいタイプですが、帯が左右に付いているものも売られています。
ヤマハ OTO FILE (オトファイル) バインダータイプ/リングタイプ
部分型
上下型や左右型よりも少ない面積で楽譜を固定する部分型も販売されています。
CF−2 Raku−fu Extra【ラクフ エクストラ】リフィールライト版(演奏者のためのラクラク楽譜ファイル) / クープ
Raku-Fuの場合は、上下に留め具がありますが、上下型の半分以下の面積で楽譜を押さえています。
上下横型
上下と横の3か所に留め具があるものもあります。
フェリモア 楽譜ファイル A4サイズ 楽譜入れ 直接書き込めるデザイン 楽譜ホルダー 60ページ (ブラック)
Libliss 楽譜ファイル バンドファイル A4 60ページ (20枚40ページ)
ANDANTE 吹奏楽 オーケストラ 合唱etc 演奏会、コンクールでも使える完全無地の楽譜ファイル A4(20ポケット/40ページ)(ブラック)
どの型がいい?
私が重視するのは
・演奏中にめくりやすいこと
です。
以前私は部分的に留めるRaku-Fuを使っていましたが、楽譜をめくるときに楽譜が外れやすかったです。現在は上下型を使っています。楽譜をめくるときに外れたことはありません。
ページ追加
先ほどはバンドファイルを、どこで楽譜を留めるかについて分類しましたが次はページ数の追加が可能かどうかです。バインダー方式のファイルだとページ数追加が可能でリング式のファイルだと不可です。
例えばルーズリーフタイプのトモエコーポレーションのバンドファイル↓
バンドファイル A4サイズ MAX50/30 30ポケット ブラック
はページ数の追加が可能です。
これに対して、リング式のFUSHIONROADのバンドファイル↓
楽譜ファイル 書込みOK リング式 バンドファイル 30ポケット A4サイズ 60ページ (ブラック)
はページの追加はできません。
どちらがいい?
便利さでは追加できる方が良いです。演奏会で曲数が多くなったときも対応できますし、曲の順番の変更も楽です。
壊れやすさ、という意味では可動部分を持つ追加できるタイプの方が弱いでしょう。それが気になる方はページ数が追加できないタイプになります。
穴数
ページ追加ができるバインド型の場合、穴数が製品によって異なります。ルーズリーフタイプが多数。(以前は4つ穴タイプのものがAmazonにありましたが、見かけなくなってきました)
ルーズリーフ
ミュージックエイト 楽譜ファイル 書き込み A4 ノートノート ダブルリングタイプ NN-1
どちらがいい?
丈夫さだと4つ穴が良いでしょう。ルーズリーフだとリングがプラスチック製なこともあり「いつか割れてしまいそう」と思うことも。けれど4つ穴だとページが斜めにずり下がっていないかが製品によっては気になります。リングの太さと穴の大きさがあまりに違っていると、楽譜が水平にならないです。そもそも4つ穴の製品がそんなにない…?
私は今はルーズリーフタイプを使っていますが、4つ穴も使ってみたいです。
まとめ
書き込みがしやすく、照明の反射もないバンドファイルはこれから更に普及していくと思います。バンドの位置、ページ追加が必要か、穴数などあなた好みのものを探してみましょう。