部室に楽器を置きっぱなし……ができない社会人クラリネット吹きにとって、楽器にまつわる荷物はできるだけ軽くしたいものです。他の楽器に比べれば軽いとはいえど、工夫次第で軽くできるならやるにこしたことないです。
荷物を軽くするために試行錯誤したことをご紹介します。
軽量コンパクトケースに変更
楽器本体を軽くすることはできませんが、ケースなら軽量化できます。4年前に買って愛用しているのはクランポンの軽量コンパクトケースです。
軽い!ちっさい!のレビューは以下。
最近は楽器購入時に付属するハードケースも、一昔前に比べれば軽くなっています。ジェラルミンケースみたいなゴツイのもありましたよね。しかし軽量コンパクトケースは更に軽くなっているのでまだその軽さを知らない人にとっては衝撃だと思います。ぜひ一緒に言いましょう「かっる」。
譜面台は用途に合わせて
学生の頃、指定の譜面台を購入するよう指示されたので、ウィットナーのステンレス製譜面台をずっと使っていました。丈夫で長持ち……しかし重い!
丈夫さでは劣りますが、普段の持ち運びにはプラスチック製の譜面台を追加で購入しました。ウィットナーに比べると壊れやすいですが(特に脚部のねじ)、軽さには替えられないので。
丈夫さが気になる場合、演奏会本番(譜面台持参が必要な会場)のときは、安心と信頼のウィットナーを持っていけばOKです。
メトロノーム・チューナーはアプリ
楽器ケース、譜面台に比べれば微々たるものですが、スマートフォンのメトロノームアプリ・チューナーアプリをインストールすれば持ち運びは不要になります。
使い勝手はアプリではなく、普通の電子メトロノーム・チューナーの方が使いやすいと思っていますが、極力最低限にするならインストールしておきましょう。
譜面ファイルではなく楽譜だけ
譜面ファイルも楽譜が多く入っていると重くなります。平日の仕事帰りにちょっと練習……であれば楽譜ファイルは持ち歩かず「今日はこの曲のこのフレーズを練習する」と決めて、そのページだけ持っていくと、荷物が減ります。
荷物が減るばかりだけでなく、楽譜があると、ついついもう問題なく吹ける曲も貴重な練習時間に吹いてしまいます。楽譜を厳選して持っていくことで効率的に練習できます。
まとめ
ちょっとした工夫やグッズを揃えることで、ぐっと快適になります。楽器小物は一つ一つは軽くても、集まれば嵩張りますし重いです。何か一つでも参考になれば嬉しいです。