市民楽団の音楽練習場

arches-architecture 市民楽団

吹奏楽やオーケストラの楽団の活動に大切な練習場所。学生の頃は練習場所には困りませんでしたが、社会人になると練習場所の確保は切実な問題です。

そんな練習場所について、今まで使ったことのある練習場所で良かった点を思い出したり、こんなところがあれば良いなという妄想も含めまとめます。

料金

安いに越したことは無いですね。元も子もないですが。

公民館ですら無料というは基本的に無いですが、私が昔所属していた楽団や、知り合いの楽団では特別に無料という公共施設がありました。市の絶大な賛助を受けていると市の施設を無料(しかも倉庫も使えて打楽器が保管できる)で使用できました。その代わりに市のイベントには演奏隊として強制参加です。

でもこのケースはかなり稀だと思います。9割以上の市民楽団は、有料の練習場所を借りています。

民間の音楽練習場はどうしても公共施設に比べて高いですね。ただ、後述するアクセスや設備については民間の練習場の方が良いことが多いですが。

また、平日や日中の方が安く、土日や夜の方が高いことがほとんどです。楽団員が平日の昼間に練習できる団体というのは、料金面や、他の楽団との場所確保競争の面でもとても有利です。

広さ

広ければ広いほど良いですが、50人の合奏ができる広さで考えるとどれぐらいが良いか。

ざっくりと…

・かなり頑張ればなんとかなる100㎡

・少し余裕が生まれる150㎡

・指揮者の後ろにもスペースができる200㎡

こんな感じでしょうか。狭いと音が充満しすぎて練習の精度が下がります。

ただ、料金や他の条件、他団体との場所確保競争のこともあるので練習場所確保担当者を責めるのは止めましょう。

アクセス

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楽団員の住まいが広域な場合、練習場は主要駅から近ければ近いほど助かります。もしくは楽団員が特定の市内だけなら車や自転車での行きやすさですね。

車で移動する楽団員が多い場合は施設の駐車場が使えるかも大きなポイントになります。

設備

練習場所には無料や有料レンタルで使える設備があります。

椅子

無料で使えて、足りなくても他の部屋から補充もOKと椅子。困ることは数や料金ではなく、形!

妙な傾斜がついている椅子しかないと、演奏しずらいです。高価そうなゆったりできる椅子を用意している施設もありますが、私はフラットな椅子が助かります。また、ピアノ椅子が借りれると、バスクラとしては助かります。

譜面台

無料で貸してくれるところは稀。民間の音楽スタジオでは借りれますが、バンドがメインなのでそんなに本数は無いです。

有料であっても50円~100円/本だったので、荷物を減らしたい人にとっても有料でも借りれる施設はありがたいですね。

理想としては無料で70本くらい在庫があると良い!

指揮者台

バンド用のスタジオには無いですが、公共施設では指揮者台があるところも。ただ、ホール利用時のみ使用可ということもあるので、音楽室や視聴覚室、多目的室でも借りれると助かります。

まとめ

世の中の練習場所確保担当者様、いつもお疲れ様です!