演奏会の開催を広く知ってもらうための有効な手段の1つ、チラシ。公民館やホールのチラシスペースに置いてもらったり、近隣の楽団の演奏会のときにチラシはさみをさせてもらったりと活用できます。
そんなチラシの作成ですが、楽団内にデザインができる人がいないと困りますよね。印刷通販会社「ラクスル」には演奏会チラシが簡単に作れるテンプレートがあるので、これを使えばデザインができない人でも簡単に作成から印刷依頼まで完了します。
ラクスルで演奏会用テンプレートを使った作成方法の手順をご紹介します。
全体の流れ
①ラクスル会員登録(無料)
②用紙サイズ選択
③テンプレート選択
④写真・演奏会情報を編集
⑤用紙種類・枚数・納期選択
⑥データ入稿
⑦支払方法・届け先の入力
この流れでご説明します。
①ラクスル会員登録(無料)
ラクスルのテンプレートを利用し印刷を依頼するには会員登録が必要です。
ラクスルのページ右上の新規会員登録(無料)をクリックします。
そして、登録用のメールアドレスを入力し、メール送信をします。
すると、入力したメール宛に「会員登録URLのお知らせ[ラクスル]」という題名のメールが届きます。
そのメール本文にある、「URLをクリックし、メールアドレスの認証を行うことで会員登録が完了します」という文面のすぐ下にあるURLをクリックし、氏名などの情報を登録すると会員登録完了です。
②用紙サイズ選択
会員登録後、ログインをします。ログインできていると、左上に登録した名前が表示されています。
ログインができていることを確認し、「デザインサービス」をクリックします。
オンラインデザインのページに遷移するので、そこで「チラシ・フライヤー」をクリックします。
無料デザイン一覧のページに遷移します。
ここで作成したいチラシの用紙サイズを選択します。一般的にA4サイズが多いので、ここではA4サイズとして進めます。
③テンプレート選択
豊富なテンプレートから好みのデザインを選べるのが有難いところです。「イベント案内」というテンプレート集がおすすめですので、そこをクリックします。
すると、イベント案内用のテンプレートが豊富に表示されます。
演奏会の案内のテンプレートが数多くあり、可愛らしいもの、高級感のあるもの、シンプルなもの等、好みのデザインが選べます。沢山あるのでワクワクします。演奏会の曲目の雰囲気に合わせると良いでしょう。
デザインを決めたらそのテンプレートをクリックします。
今回の説明では、上記〇のテンプレートを使用します。
④写真・演奏会情報を編集
テンプレートを選択すると、内容を編集するページに遷移します。
選択したテンプレートが中央に表示されています。
画像数の選択
次に「画像数を選ぶ」をクリックします。上部か右下のどちらのボタンでも大丈夫です。
画像の数を選択できる画面になります。
テンプレートを土台として、写真の数を増やすこと(減らすこと)ができます。
写真というのは、テンプレート内で空のような画像が入っているところです。ここに楽団の写真や指揮者の写真、ソリストの写真を入れることが想定されています。
テンプレートではサブの画像が1つでした。しかし好みに合わせて変更できます。
もし「メイン画像:あり」「サブの画像:3つ」を選択した場合は、すぐにデザインに反映されます。すごい……。
今回の説明では、シンプルに写真は無しとして進めます。
内容編集
画像の数が決まったら、次は文字の編集です。「内容編集する」をクリックします。上部でも右下のボタンどちらでも大丈夫です。
すると、文字を編集できるページに遷移します。
ブロックごとに文字を編集できます。今回のテンプレートだと、6つのブロックがあります。
それぞれのブロックをクリックすると、点線の四角で囲まれます。
選択したブロックの内容を右の「文章をいれましょう」のところで編集できます。また文章だけでなく、文字のサイズ、色、書体の変更、そして「文字のそろえ」をクリックすると、文字全体を中央でそろえるか左や右に寄せるかが選択できます。
スタンプ
文字の変更が終われば、「④スタンプ」をクリックします。
スタンプを配置することができます。演奏会のチラシで使うようなスタンプは「入場無料」や「無料」だと思います。
入場無料のスタンプをクリックすると、チラシの上にスタンプが押されます。それを好みの位置に移動(ドラッグ)します。
スタンプの大きさは「-」「+」で変更し、スタンプを消す場合はゴミ箱のマークをクリックします。
保存
ここまでで内容の編集が完了です。「保存する」をクリックします。
「A4サイズでデザインを保存する」をクリックします。
デザインの保存をすると、いったんここで注文に進まずにページを閉じても、「マイデザイン」から保存したデザインを呼び出すことができます。
⑤用紙種類・枚数・納期選択
ここまでくればあともう一息です。デザインお疲れ様でした。
データの保存ができると「A4サイズチラシの料金表に進む」をクリックします。
用紙の種類、印刷カラー、部数、納期(お届け予定日)によって料金が異なるため、それらを選択するページになります。それぞれ選択していきましょう。
演奏会のチラシで一般的な用紙は「光沢紙」で、厚さは標準(90kg)です。
印刷部数が多い方が安いです。何度かに分けて注文するよりも、必要な部数は一括で注文する方が安くなります。
注文翌日~7日後まで選択できます。7日後にすると料金が最も安いのでおすすめです。日にちに余裕をもって注文しましょう。
⑥データ入稿
「データを入稿してください」をクリックします。
そして保存済みのデザインを呼びだすため、「マイデザインから選択」をクリックします。
マイデザインの中から注文するデータを選択します。
選択したデータの名称(特に名前を付けていなければ「名称未設定」として表示)が表示されます。
「データチェックを行う」をクリックします。
データに印刷できないような不備がないかのチェックが行われます。チェック中は以下の画面になりますので、少し待ちます(だいたい数分です)。
このチェックは当然のことながら演奏会情報に誤りがあるかどうかのチェックではないです。データチェック後に「最終確認」ができるので、演奏会の日付や曲目に誤りがないかをご自身の目でチェックしましょう。
ラクスルの自動チェックが終わると、仕上がりイメージが表示されます。
「確認用PDFで確認する」をクリックすると、仕上がりイメージのPDFがダウンロードできます。不正防止のため透かし文字がこの段階では入っていますが、注文するものは透かし文字は入らないです。この確認用PDFで演奏会情報に誤りがないかチェックします。
問題なければ「最終確認へ進む」をクリックします。
仕上がりプレビューの表示になるので、最終確認をします。特に両面印刷を注文する場合は、表と裏で上下が合っているかのチェックをします。
問題なければ「データを入稿する」をクリックします。
⑦支払方法・届け先の入力
データ入稿後、上記のような画面に遷移するので、「支払い、お届け先の入力へ」をクリックします。
支払い方法はクレジットカード、請求書払い、銀行振込、コンビニ支払の4種類です。ただし、請求書払いは法人や個人事業主向けで、コンビニ支払は金額によって利用できません。
決済方法、お届け先住所を入力後、「ご注文を確定する」をクリックします。
まとめ
ラクスルのテンプレートを使うと、デザインができない人でも演奏会のチラシを作成することができます。特に演奏会に特化したテンプレートが豊富にあり、写真の数もカスタマイズできます。
ご紹介した手順を参考にぜひチャレンジしてみてください。