市民楽団の活動広報の手段としてホームページは欠かせなくなってきました。演奏会情報、団員募集、楽団の歴史を対外的にアピールできる場です。そんな市民楽団ホームページはどんなツールで作られているのか。よく見るツール4つをご紹介します。
Wix
Wix(ウィックス)は、世界で1億人以上が利用するドラッグ&ドロップでホームページが作成できるツールです。無料版と有料版があります。有料版は独自ドメインの設定や広告非表示の選択ができます。
Youtubeの動画の広告にWixの宣伝が流れることもあり、名前を知っている人も多いのではないでしょうか。
様々なテンプレートが用意されており、それを土台に自分の楽団用にアレンジすることができます。ちなみに「合唱団用」というテンプレートが、市民楽団のHPにアレンジしやすいと思います。もちろんテンプレートは利用しつつも、楽団独自のホームページにカスタマイズできます。
Jimdo
Jimdo(ジンドゥー)はドイツ本社を置くJimdo GmbHが提供するサービスです。HTMLやCSSの知識がなくても制作できます。
また「ジンドゥー AI ビルダー」というお助け機能が面白いです。質問に答えていくだけでAIがホームページを自動生成してくれるというもの。最短3分でホームページ作成ができます。
Jimdo公式が作り方のセミナーをしており、動画や資料が無料で見れます。動画は1時間40分ほどのものです。
FC2ホームページ
現在は他のツールが多くなってきたので相対的に見かけることが少なくなりましたが、FC2ホームページは、かなりの市民楽団のホームページを支えていたのではと思います。市民楽団ホームページの下の方に「Powered by FC2ホームページ」の文言、見たことありませんか。
多くのホームページツールの無料版だと広告が入りますが、FC2は無料なのに広告が無いことも良いです。また、無料で使える容量が1GBと大きく、画像を多く載せたいというニーズにも応えてくれます。
WordPress
WordPress(ワードプレス)は、ブログから大規模なホームページまでありとあらゆる種類のウェブサイトを作れるツールです。
WordPress自体は完全無料ですが、サーバーが必要になります。レンタルサーバーなら月額数百円からあるので費用を抑えることができます。なお、WordPressの利用ができない格安レンタルサーバーもあるので契約時に要確認です。
WordPressはプログラミングの知識がなくても作れますし、ほんの少しHTMLやCSSの知識があれば、かなりのカスタマイズができます。そしてWordPressは使っている人の数が多く、インターネットで検索すると解説している動画やブログを探せます。
サーバーという少しとっつきにくい部分があるため前述の3つよりは知識が必要です。知り合いの楽団だと、楽団内にホームページの制作やサーバーといったことに得意な人がいてWordPressで作っています。一度作ってしまえば、更新も楽です。
まとめ
友達のホームページ制作を手伝うこともあり、そのため市民楽団のホームページを見ると、何のツールなのか気になります。楽団ホームページの下の方や、アドレスを見て「これはwix」「これはJimdo」などなどと知るのが楽しいです。
もし好みのホームページがあれば何のツールなのかをアドレスやコピーライトから調べたりすると真似しやすいのでチェックしてみて下さい。今回挙げた4つ以外でも良いツール沢山です。
「どんなツールが良いのか分からない」「他の楽団ってどうやって作っているのかな」と困ってしまったら、まずはWix、Jimdo、FC2のどれかをオススメします。簡単に無料で試せますのでまずは触ってみてください。そしてホームページ制作を本格的にチャレンジしたいときWordPressも候補に入れてみてください。
市民楽団のホームページを作ったことをキッカケに、WEBデザイナーに興味を持つ人もいます。