楽器を紛失するというはすごく辛いことです。一生経験したくないものですが、ちらほらとそういう悲しい経験を持つ演奏者もいます。
私自身は中学生の頃、バスに置き忘れたことがありました。家に着いて置き忘れに気付いたときは血の気が引きました。
すぐにバス会社に連絡をとり事なきを得ましたが、誰かに盗られた可能性も十分ありました。
誰しも楽器紛失のリスクを持っています。もしそうなったときに警察などに相談できるよう事前準備をしましょう。
無料で今すぐできる2つのこと
①写真を撮る
②製品名・製造番号をメモ
そして数千円の費用とスマホが必要ですが
③紛失防止タグを付ける
をご紹介します。
写真を撮る
紛失した際に、警察や紛失した場所の管理者にまずは連絡をしますが、そのときにあなたの楽器のケース外観や中身の写真があると説明がスムーズです。
楽器をしたことが無い人にとって、「クラリネット」と言っても想像つきません。
そしてケースの外観も人によって様々。
自分の楽器のケースと中身の写真を撮っておきましょう。
製品名・製造番号をメモ
警察や楽器屋さんに盗難情報を伝える際に、詳細の情報が必要です。
楽器の製品名と製造番号が分かると良いです。
製品名(クランポンR-13 など)は分かると思いますが、製造番号はメモしておかないと覚えていないもの。
自分の楽器の製造番号を手元に控えましょう。
製造番号が分からない人はYAMAHAだと以下を参考に自分の楽器の製造番号を探そう。
紛失防止タグ
プラスアルファとして、紛失防止タグをご紹介します。
tileやMAMORIOといった紛失防止タグというものがあります。
スマートフォンとBluetoothで接続し、鍵、財布、パスケース、自転車などTileをつけた物の場所を「音」を鳴らしてお知らせします
電池交換可否や探索可能範囲(何メートルまで捜索可能か)などの違いはありますが、だいたい似たような機能になります。決して紛失防止タグさえ付けておけば紛失しても必ず見つかるというものではありませんが、手掛かりになります。
(2021年5月追記)
Appleから財布や貴重品に付けてもし紛失しても探せるようにするというAir Tagが発売されました。iPhoneユーザーはいいかもです。
まとめ
楽器の紛失に備えて楽器保険を契約するという方法もありますが、写真を撮っておく&製品名・製造番号をメモしておくはすぐにできることです。
紛失しないことが第一ですが万が一紛失したときにすぐに警察などにスムーズに伝えれるように備えましょう。また紛失防止タグを付けることで、万が一の紛失のときに発見する手がかりになることも。