吹奏楽やオーケストラの部活動や市民楽団では所有する楽譜がどんどん増えていき、それに伴い楽譜管理がわずらわしくなってきます。楽譜管理を任されている方のご苦労察します。
これまで私が所属したクラブや楽団で行っていた楽譜管理の方法をまとめてみました。吹奏楽やオーケストラの楽譜、アンサンブルの楽譜の整理に困っている方、ご参考に!
どこに置くか
楽譜は紙での販売が多数で、PDFも増加傾向とは言えどまだ少数派。となると、物理的に購入した紙の楽譜を保管する場所が必要です。
部室
部活動であれば部室という有難い場所があるので、そこに本棚を設置して管理していました。市民楽団に比べると部活の方が歴史が長いため、保有する楽譜も多いです。本棚が足りずに、出番がもう無いような楽譜は段ボールへと引っ越しするのでした。
公民館倉庫・レンタル倉庫
部室を持たない市民楽団にとってどこに保管するかは悩みの種。
もし公民館の倉庫に打楽器用の倉庫を持っている市民楽団ならその倉庫に楽譜も保管できるのでラッキーです。また、打楽器用の倉庫をレンタルしている場合もそこに保管できます。
自宅
部室もない、倉庫も無ければ楽団員の自宅となります。この場合は特に、何の楽譜を持っているかの管理をエクセル等のデータで管理する必要があります。
どうやって管理するか
まず楽譜が汚れないようにしたいところ。購入した楽譜をそのままの状態でおくと汚れや破損の原因になるので、できるだけ封筒やビニール袋に入れるのが良いと思います。スコアやパート譜が全て入る大きさの封筒やビニール袋が良いです。
楽譜収納袋
多くの楽譜がA4サイズ(A3サイズを半分に折られたものとして販売)されています。なので封筒やビニール袋(OPP袋)もA4が入る角形2号が基本の大きさとなります。
部活や楽団で所有する楽譜の傾向によってマチが必要かどうかは変わると思います。小編成ならマチがなくても入りますし、大編成の大曲が多いならマチ付きのものを基本とするかもしれません。
順番
本棚に楽譜を入れて管理するなら、何の順番で並べるかというのも決める必要があります。
オススメは
【大区分】編成によって区分する
吹奏楽(オーケストラ)編成、金管バンド編成、アンサンブル
【中区分】曲名の五十音とアルファベット順
日本語の曲名なら五十音、英語表記の曲名ならアルファベット順で並べる
です。
まずは編成によって区分し、その中で曲名によって順番に並べるのが見つけやすいと思います。
データ
エクセル等のスプレッドシートで所有する楽譜の情報を入力していると、選曲時に楽ができます。
曲名、作曲者名、編曲者名、編成(大雑把な編成)、出版社、購入日、購入金額あたりを入力します。紙に書くのではなくデータでの管理が良いです。検索機能や並び替えができるので。
まとめ
楽譜は大事な資産です。
数が少なければ特段考える必要はありませんが、30冊以上になってくれば整理が必要です。あなたの団体にとって、楽な管理方法を考えるきっかけになれば幸いです。